日本一周 22日目
青池
22日目、青森の七戸釣具民宿からおはようございます。
上のルートを見てもらえれば分かるかと思いますが、今日は、海沿いをひたすら走ります!
まずは、近くに青くて綺麗な青池があるので、行ってみます。
お~コバルトブルーの綺麗な青ですね!
水面に浮かぶ落ち葉が輝いて金箔を流し込んだみたいだね。
美瑛でも青い池を見ましたが、それとは違う理由で青く見えるそうです。
美瑛は、地層から染み出した温泉に含まれるケイ酸アルミニウムが太陽光を拡散させることで青白く見えていますが、こちらは純度の高い水だから青く見えています。
水は、無色透明だと思われがちですが、水は赤を吸収するので、純粋な水本来の色は青だそうです。
同じ理由で青い池といえば、北海道の神の子池だね。
2015年に行きましたが、こんな感じでした。
神の子池は、摩周湖から浸透した地下水が湧き出てできた池です。
摩周湖は日本一透明度が高い湖なので、その地下水と考えると神の子池も綺麗な水質で青く見えるのは納得ですね。
そうするとこの辺りも特に水質が綺麗なんですかね。
きっとそうだね。
ここ白神山地は、ブナ原生林が世界的に見ても大規模に分布しており、1993年に世界遺産に登録され、ほとんど人の手が加えられていません。
ブナ自然林の中を歩くと何だか癒されますね。
ちなみにここら一帯は青池だけでなく、多数の池が密集しており、十二湖として有名な観光地になっています。
流石に全部は回り切れなかったですが、おすすめコース1.5kmくらい歩きました。
看板の池の数かぞえたら25個あったから二十五湖では?
その後は、白神の自然の中を走れるという白神ラインを走ろうと思ったのですが、通行止めだったので断念。
あとで調べたら42kmダートの険道とか書いてあって行かなくて正解でしたね。
流石にこの積載で42kmダートは走りたくないです。
男鹿 秋田の西端
白神山地を後にして、途中道の駅「みねはま」で休憩します。
白神の塩ソフトというのがありました。
ここら辺は、山でもありながら海も近いので山海どちらも名産なんだね。
後味がちょっとしょっぱくて、アイスの甘さを引き立ててくれるいい味でした。
スイカに塩かけるあの感じですね。
まぁ、スイカに塩かけたことないんですけどね。
休憩したら男鹿(おが)を目指します。
秋田の西に飛び出してるあそこですね。
あそこです。
ライダーはなぜか端とか変わった地形に引き寄せられる生き物なのです。
展望台があったので寄ってみました。
なまはげ食堂がありましたが、しまっていたので残念。昼ご飯はまだ先になりそうです。
・・・
展望台からの眺めはいいですね。
海が見えるだけでなく、手前に、二ノ目潟というマール(火山活動でできた火山湖)があります。
火山湖といえば、カルデラですがマールと何が違うんでしょうか。
マールはマグマ中のガスまたは水蒸気の微弱な爆発で生じた小火山で、その火口は池になっていることが多い。カルデラとは規模の点で区別され、砕屑丘よりは山腹傾斜が緩やかであるが判別は難しい。引用元:国土地理院
いまいち区別が分からないですが、火山湖の周りが平らならマール、周りが斜面ならカルデラといった感じでしょうか。
この辺りは他にも一ノ目潟、三ノ目潟のマールがあるので、海沿いだけど火山地帯なんだね。
鳥海ブルーライン
本日最後の観光地は、鳥海ブルーラインです。
鳥海ブルーラインは、秋田県と山形県にまたがる山岳道路で、海抜0mから1,100mまで駆け上がり、眼下には日本海、晴れているときは、佐渡や男鹿半島も見られるそうです。
雲の先にうっすらとさっきまでいた男鹿半島が見えるような・・・
目の前に広がる平地とくっきり見える海岸線、その先に続く雲と地平線、一度に色々楽しめます。
道は、短い距離で結構標高が高くなるので、結構きついカーブが連続してました。
それじゃあ、降りようか。
頂上の展望台から少し南側に行ったところが県境で、気が付いたら山形県に突入していました。
秋田県を1日で駆け抜けてしまいました。
次ぎ来たらもうちょっとゆっくり秋田観光したいですね。きりたんぽ食べてないですし。
鳥海ブルーラインを抜けて、少し行ったところにあった西浜キャンプ場でキャンプします。
林の中のキャンプ場でした。風が凌げそうでいいですね。
夕飯は近くのスーパーで総菜が安くなっていたので大量に買ってしまいました。
結局昼ご飯を食べ損ねたので、めちゃくちゃお腹が空いてた。
さぁ早く食べましょう!
特にご当地グルメ感ないですけど、美味しかったです。
こんな感じで22日目も終了です。
今日は青森を出発して、白神山地・青池を見て、男鹿行って鳥海ブルーラインを走るという1日ツーリングルートとしても十分楽しめそうなルートでしたね。
秋田県はスルーしてしまって申し訳ない。
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